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近い近い近い近い近い～!!
心臓がうるさいぐらいにバクバクしている。
「夕飯まで逃げないように捕まえてる」
「それは言葉の綾でしょ!?何で文字通り捕まえてるの！」
「俺がこうしたいから以外に理由があると思う？」
おおう。思いっきり私の反応を見て楽しんでいらっしゃる。
照れるな私！照れたら柳沢くんの思うつぼだ！
話逸らしてやる。
「ほ、本当に夕ご飯ご馳走になっていいのかな？」
「良いんじゃない？どうせどこかで出前取るだけし」
「そっか……」
「母さんハスにウザ絡みするの目に見えてたから会わせるの憂鬱だったけど、こうしてハスを引き留める口実作ってくれたのはラッキーだったな」
「なっ」
「こんな風に思う存分独り占めできるし」
はい！話逸らすの失敗しました！
多分もう顔真っ赤だよ。
「……はあ、むかつく。何でこんなに可愛いかな」
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