お梅感想

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お梅感想

仕様書のタイトルが文字化けしており、中身は無事なんですけど、指示が細かくて、作図をしているのかDTPをしているのかよくわからない感じ。 何とかしないと次にいけないので、なんとかするしかない。 初めから、直しのないように仕上げようとするから進まないんだと思うですよ。差し戻し前提で一回目は出した方がいいかもしれない。そんな気がする。 ところで以下『お梅は呪いたい』の感想をざっくり書きますんで読み中の人は読み飛ばしてください。 お梅は、面白いほうだと思います。機会があるなら読んでみるのもいいかも。ただ、すっごく面白くて病みつきになるほどではなくて、なんだか物足りない部分もある。 この話は短編集ですね。 その短編をつなぐのが、人を呪ってきたキャリアが数百年ある、お梅という日本人形。お梅は、古民家で長らく眠っていたのですが、久しぶりに発見されて、現世でいろいろ人を呪おうと奮闘するんですけどうまくいかない。 お梅はすごいんですよ。自分が呪いの人形であるということに大変誇りを持っていて、仕事(人を呪うこと)に真摯だし、そのための努力を惜しまない。職業意識の高い呪いの人形。チャッキーとか、トイストーリーとかほかの人形の話を見て、憤り、共感し、そこからよりよい呪いの人形像を学び取ろうとする。 でも現代人は戦国時代と大きく変わっているので、いろんな理由でお梅の呪いも効かないことが多い。だからお梅はそのたびにショックを受け、挫折し、それでも人を呪うことをあきらめない。このへんのお梅の心理描写が面白いんですよブレがなくて。 お梅が手元にある人間は、戦国時代ではみんな不幸になっていくんですけど、現代ではお梅は幸運の人形に成り下がってしまい、切歯扼腕するんですよね。そのギャップを楽しむ感じの話。 難点は、短編同士のつながりがちょっと弱くて、完璧に伏線を構築した円環ではないところかなと思う。もうちょっときれいに短編どうしがめぐっていたら、名作! と思うんですけど。んー続編によって補完するのかも? 続きは書けそうではある。 これ2月に出てるのに、私買ったやつ4刷だったから、好評なのは好評なんだと思う。ブレイクして映画とかになったりするかも?? ーーーーーーーーーーー コメありがとうございます 雑記帳3rd/p227/塗り絵、侍や忍者、富士山と桜は年齢層高めですよね…(←まだ考えていた) →どうでしょう、定番は鉄板のような気もします。やってみますねー ーーーーーーーーーーー 雑記帳3rd/p227/ピッコロ美味しいですね~(*´∀`*)ノ大事に飲みます! →ピッコロお口に合ったようで何よりです。煮だしてお茶ゼリーにするのも美味です♡
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