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総合的な感想
昨日はちょっと余裕があったので、キラキラミステリを全消化しました。
どんでん返しはなかったですね。
強いて言うなら、「ケイゾク」みたいな感じで、2段オチで。解決編で初めに提示された「真実」は間違っていて、最後にそれをひっくり返す真相がある、みたいな。
これが斬新、って書かれていたけど、ミステリ作家の白井さんの本(タイトル忘れた)では2種類どころか何種類も整合性のある「真実」がカジュアルに開陳されてたような覚えがあるので、その構成自体はそこまで新しくはない気もする。
ただミステリとしての複雑性と整合性、この職業の作者にしか書けない専門性みたいなのを感じたので、その辺が高く評価されたんだろうなという印象。私はミステリ素人なんですけど、どの伏線もうまいこと収まっていて、疑問点がないって感じ。加点できるというよりは減点できないっていうか。
私思うんですけどこの賞は、「ストーリー&キャラクター<ミステリとしての上等さ」であることが多いので、今回もそのパターンかなって。最近はストーリーがエモいのが多かったから、原点回帰かな??
『お梅は呪いたい』とどっちが面白いのかというと、お梅かな。
ところで私が最近面白いと感じたのは、『酒池肉林』ですねー。贅沢を階級ごとに並べてある本。
皇帝の贅沢、貴族の贅沢、商人の贅沢の章があり、それはどう違うのか、っていうことが詳しく書かれている。
貴族のぜいたくがやばいですね。毒薬を飲んで発熱しながら清談するのがトレンド。この毒薬を飲んだ後は体を動かさないと死ぬ。あ、当時は毒薬っていう認識がなく、気持ちを高める高級な薬ってムード。自らを狂気的な贅沢者と見せることで、為政者から狙われないようにするという必死の処世術。
商人のぜいたくが一番まともだったかな……。
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コメありがとうございます
雑記帳3rd/p251/沼からこんばんは。地元推しのミステリー(*゚▽゚*)むしろ気になりますね〜。どんなどんでん返しあるのかなぁ♪
→舞台は長野県なんですよー。長野好きなら行ったことあるある、って感じで楽しいのかなって思うけど観光地が出てくるというよりは、地元感がすごい。
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雑記帳3rd/p251/主人公に共感できない作品を読み進めるのってシンドいですよね。無理しなくても😣
→ありがとうございます、この作者は公僕なんですけど、こういう考え方の人が公官庁に普通にいるのだとすれば、もろもろの社会問題がいつまでも進展しない理由とか、多少わかるなってなんとなく思いました。
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雑記帳3rd/p251/最後まで読んで、けーさんの本への印象がガラリと変わるか気になるところ✨書いていて無意識に自らの価値観とか透けて出ちゃうことあるかもしれませんね〜恥ずかしいけど😅
→作品=自分ですもんね、創作において、自分を切り離すのは難しい……っていうか、できるのかな? って感じもしますよね。それができる人はほんとに才能があるんだろうなって思います。
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雑記帳3rd/p251/ニコちゃんの名前ですか!やった~(*'▽'*)
→ニコちゃんは今日も着替えさせました。今日はヨーロッパ圏の女神っぽい服装してます笑。
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