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-喫茶店 “カナモリ” 店の扉が開き鈴の音がカランカランと鳴る 「いらっしゃい」 初老を軽く超えているであろうマスターが出迎える 客「おう……マスター…コーヒーとナポリタン… それとこの度は……」 常連であろう客は注文と共に神妙な面持ちでマスターに言葉を向ける 「…………コーヒーとナポリタンね………あいよ……」 -私の名は“金森(かなもり) 信士(しんじ)” 49歳 喫茶店“カナモリ”のマスターをしている 先日、息子が死んだ…… 何者かに殺害されたらしい…… -----------------------------------------------------------
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