5.そして、運命の日

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「ニャッニャッニャッニャッニャ-」 (あーら、いらっしゃい、洋太さん) 「あ、お雪。今日は一段と元気だな。紹介するよ。こちら、この店の看板娘、お雪」 「お雪さん、初めまして。里砂です、よろしくね」 「ニャー」 (よろしく)  お雪は洋太の膝の上へ。 「まあ、馴れているのね」 「まあね、1年ぐらいだけど、長い付き合いだからね」 「ニャーヨ、ニャランニャラニャラニャラ、ニャ」 (そうよ。言っておくけど、私のが、あなたより付き合いが長いのよ。覚えておいて) 「うふふ、かわいい鳴き声ね」
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