5.そして、運命の日

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「ニャックス、ニャニョニョ」 (マックス、いいわ、その調子) 「ニャハハニャロ」 (よ、俺、なかなかやるだろ) 「ニー」 (ええ)  洋太は嬉しかった。これで彼女にさよならを告げずにすむと思うと、心も話も弾んだ。コーヒーもいつもより美味しく感じた。 「ここのコーヒー、おいしいよ。ドリンクも手を抜いていないんだ」 「そうね」  しばらくして、洋太がダンマリした。
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