6.その後

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6.その後

 一年後のある日。  プルルル、プルルル。電話が鳴る。 「はい、保護猫カフェ にゃりんこです」  お雪が顔を上げる。 「はい、いつもお世話になっております。お雪とマックスですか? 元気ですよ」  お雪が起き上がって、耳をすます。 「おーそうですか、おめでとうございます。それでお雪とマックスを…。それはありがとうごさいます。彼らも喜びますよ」
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