73人が本棚に入れています
本棚に追加 淡い色調の女の子らしい上品な服装。髪は艶やかな黒のストレートロング。ナチュラルで透明感のあるメイク。
私はそういう格好をする。ウケがいいから。モテるか否かではない。老若男女問わず好感度の高い格好を追求したら、自然とこうなった。
好感度は高い方が、人生が容易だ。他者から嫌われ、面倒な状況に陥っている人間を目にするたびに、用心深く行動しなければいけないと思った。私はそんな風にはならない。絶対に。
人の言葉は、笑顔で肯定的に流す。下手なことは言わない。出る杭は打たれる。誰に対しても、深入りしないようにする。
否定的な目で見られないようにして、敵を作らなければ、大抵の人には受け入れられる。全員に好かれることはありえないからそれでいい。私の戦略は、概ね成功していた。
でも、たまに、その戦略が無意味な人間もいる。

最初のコメントを投稿しよう!