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プロローグ
銀座地区で最高峰の高層ビル銀座スタータワー上層階にあるプレミアハイアットホテル。パノラマの景色が広がる都会サンクチュアリ。
高い天井と頭上まで伸びる大きな窓から、なんとも言えないぐらい贅沢な煌めく銀座の夜景が広がっている。
キングサイズのスプリングが効いたベッドに、ついさっき知り合ったばかりの男性に組み敷かれ、ドクドクと心臓が高速に鼓動した。
「……優しくするから、俺に全てを委ねて」
甘い低い声が耳元で響く。
カプっと耳を口に含まれ、吸いつかれ、舌で弄ばれ、体が熱くなる。
「あ、んん……っ!」
初めてされる行為なのに、感じ、甘い声がでる。
意志が強そうな切長な目、高く通った鼻梁に、薄く理知的な唇。
身長も180センチ以上あるのではないか。
スーツを身に纏っている時は細く感じた体躯も、脱ぎ捨てると意外と肩幅があり、引き締まった細マッチョで逞しい。
過度の飲んだアルコールで意識が朦朧としているのに、眉目秀麗な男との一夜限りの逢瀬を記憶に残そうと必死になっている。
淡い桜色のブラウスを捲し上げられ、ブラジャーの上から両膨らみを鷲掴みにされ、揉み拉かれた。
あまりの気持ちよさに、よがってしまう。
ブラジャーのフォックを外されブラウスと一緒に剥ぎ取られ、首筋から胸、お腹と至る所を舐められ、紅い印をつけられる。
丁寧な愛撫で貫通した事がない蜜路が潤っていく。
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