始まりの始まり

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始まりの始まり

「ねぇ、ちょっと確認したいんだけど。 私はアンタのエネルギー源よね? 私が支配者なのにエネルギー源にされるってどーゆーことよ?」 今更感が否めないけど、流れでここまできてしまったんだもの。 契約内容の確認は大切よね。 「ちゃんと名前で呼んでよねー。俺が華さんからエネルギーを貰う代わりに華さんに絶対服従、逆らえなくなるんだ。 ま、エネルギー源を守る保証だね。 華さんはエネルギーを、俺はあらゆることから華さんを守る、交換条件さ。」 「あ、そう。 で、そのエネルギー補給はどのくらいの間隔でとれくらいの量が必要なの?」 ここも大切。 下手すりゃ私の生活に支障がでる大事なとこ。 「エネルギー補給は毎日でお願いします。出来れば3食。」 ・・・・・・・・・ 土下座してるけど、それで「はいどうぞ」って貰えると思うなよ? てか、って言うな。 言われた私は複雑じゃないの。 「だって、腹減るじゃん?まぁ、3回は我慢するから1日1回は華さんのエネルギー貰いに行く。」 回にされても微妙だわ。 「朝がいい?夜がいい? 俺はどっちでもいいけど、止まらなくなったら朝だと辛いよね?」 止まらなくなったらって何がだよっ! まさかとは思うけど、エネルギー補給の方法って・・・ 「そりゃー、証を通して貰うに決まってんじゃん?」 ですよねー。 違う方法を期待してたけど ですよねー。 てか、これから毎日死ぬまで、死んでもあの快楽を貪ってしまうの?私。 あれ?死ぬまで?
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