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「社長は、貞弘白玖にしてもらったらどうですか?」
と後藤が言い、
「……いや、なんでだ」
名字の交換してんじゃないんだぞ、と七海が言う。
堀様が、後藤を見て笑って言った。
「じゃあ、後藤さんは名前、なんにします?」
いや、なんでもアリなんですか?
と思いながらも、悠里は言った。
「後藤さん、なんか格好いい名字にしたら、どうですか?
綾小路後藤、とか。
伊集院後藤、とか」
「待て。
後藤は名字だ」
と言われたが。
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