ダーティー・ハント 第3話

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クインシィ「何?その話はまことか?……ふふッ……ようやく、我が王が帰ってきたか。」 N(ロンドンの売春街の一角。そこには、「 極上の女 」と言われる売春婦が居た。その女こそ……ポーカー・デビルナンバー2 クイーン。) クインシィ「出る。王の帰還だ。女王が出迎えねばな。」 N(そして、とあるサーカスにて。) フロイド「ふむ……ついにですか。10年、非常に長かった。さぁ!王と共に!我らが……スマイルに暮らせる世界を作りましょう!!!」 N(王の帰還と言う話は、瞬く間に悪魔達の間に伝わり、ロンドン中の悪魔が歓喜した。だが、それを別の視点で達観する者達がいる。) マーリン「長かったねルシファー。でも、どうしてこうなったのか……マーリンちゃんは非常に思うよ。」 シャーロック「見つけたぞマーリン。」 マーリン「昔を思って黄昏させてはくれないのだね。マーリンちゃん悲しいなぁ……混沌に堕ちて魔人になった君こそ、この世に何の用だ?」 シャーロック「借りがあるんだよ。とんでもない借金だ。それを返しに来た。」 マーリン「さながら、その借金取りはこのマーリンちゃんかな。」 シャーロック「そうなるな。」 N(そして、個々の目的のために動く者達。ルシファー復活は、1676年の正史の裏を、大きく動かした。) ルシファー「……なんだ……全員揃っていたのか。……こんな無様な姿で悪いな。帰ってきたぞ。お前達の、王が。」 クインシィ「ッ!……すいません……この日を、どれだけ待ち侘びたことか……思わず涙が……」 ルシファー「泣くなクインシィ。」 フロイド「ヨォォォォォォ!!!!歓喜歓喜!歓喜の声をあげるのです!王!キング!我らが王が!復活!快活ゥゥゥ!!!」 ルシファー「相変わらずだなフロイド。すまんな……今はこんな無様だが、相応しい王であれるように努力する。」 ハスター「ご帰還の方ありがとうございます王よ。忠臣ハスター。御身の前に。遅れて申し訳ありません。先日の戦にて、今は首だけの姿ではありますが……」 ルシファー「構わん。計画の方はどうだ?」 ハスタ「これより始動します。」 ルシファー「始めよう。この地球を、我らの手に。」 N(
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