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「花と色彩の館」の正門前に23時50分に到着した。
黒ジャージの男はこの前の道をいつも南から歩いてくるはず。
スマホで調べたところ、外周をぐるりと歩くのに約15分くらいかかるらしい。
0時30分まではまだ時間はまだ十分にあるので、ゆっくり歩いてみることにした。
「花と色彩の館」はもともとは普通の公園だったらしい。
そこを官民一体となったいわゆる第三セクターで有料の博物館としてリニューアルした。
屋外の植物園エリアと屋内の博物館エリア、そして、今まで気づかなかったが、大手チェーンのカフェと有名イタリアンレストランを誘致して展開しているらしい。
外観はヨーロッパの宮殿風で、レストラン以外は18時に閉園しておりこの時間は中には入れない。
施設の東側にある正門とはちょうど反対の西側にレストラン専用の入り口が別に設けてある。
レストランの閉店は23時となっていた。
ネットで検索したら評判はかなり高い。
ランチもやっているなら、休みの日にパスタでも食べにいってみようかな。
そんなことを思いながらゆっくり歩き、正門まで戻ってきた。
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