花と3人のお医者さん

4️⃣花は病気で倒れた

美大生だった花は、その約10年後、まだ20代後半で難病にかかってしまいました。

病気になったことで、彼女は絶望感や孤独感に襲われ、

もう生きることへの意欲を失っていた。

なぜならモデルとして世界中で活躍し始めた矢先の発病だったから。

飛行機に乗りすぎて体を痛めたのか、治療方法が確立されていない難病だから、なにがきっかけかは、いまだにわからない。

　風邪をひいたことが引き金で全く熱が下がらない。

38度39度の熱になれてしまったが、体力がどんどん奪われていく。

　しかし、そんな彼女の前に、かつての幼馴染の慎太郎がまた現れました。

　慎太郎は、花になにかあったら全力で助けると約束したじゃない？

　治療するために、自分はちゃんと医大を卒業してからも後期研修医も終わり立派な専門医にまでなったよ！

約束通りちゃんと医師になっていたことを彼女に自慢げに告げた。

花は、子供の頃の約束通り、慎太郎が医師になっていたことを知り、すごく感動したし尊敬する。

　いろんなことを乗り越えて挫折しても、慎太郎はいつも変わらない、ベビーフェイスで明るくて少し早とちり。

つっこみが鋭すぎて反射神経にびびる。笑笑

　かつて慎太郎と離れた理由は、彼女の方からの喧嘩だったことをちくりと心が痛んで思い出した。

　小さな頃から慎太郎は大切な存在だったことを改めて認識して些細な理由からダイエットでイライラしていた花は穏やかな慎太郎に怒って喧嘩をしたけど、なにで喧嘩したのか、思い出せない、そんなことあったなって後悔しています。

慎太郎はそんなことはたいして気にしていなくてただいそがしくて疎遠になっただけだった。

　そんな中、慎太郎は花を治療するため、自分が開発した新しい治療法を使って彼女の治療にあたります。

　彼女は、慎太郎の努力や治療法のおかげで、徐々に健康を取り戻し、慎太郎の熱意や愛をかんじて、生きることへの意欲を取り戻していくのでした。

　2人は、再び幼馴染関係にもどり、お互いに友情や愛を深めていきます。