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通い慣れた通学路の途中、彼女は見知らぬ道を見つけた。またかと彼女は思った。
「あれー、こんな道あったかなー」
彼女は素通りした。しばらく行くと、また見知らぬ道を見つけた。
「この道の先には、一体何があるのかなー」
彼女は素通りした。しばらく行くと、また見知らぬ道を見つけた。
「わくわくするなー、いってみよーかなー」
彼女は素通りした。しばらく行くと、また見知らぬ道を見つけた。彼女はため息をついた。そして見知らぬ道を怒鳴り付けた。
「いいかげん、私につきまとわないで!」
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