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「みんなの笑顔を見るのが僕の生きがいなんだ。こればっかりはやめられないよ。」
「愛しの妻の笑顔は見たくないのかしら?」
パチン!
なんとそこには真っ赤な薔薇が。
「誤魔化さないで。」
「愛を意味する、情熱の赤い薔薇はいかが?」
「誤魔化さないでって。」
「赤い薔薇はお嫌いですかな、レディ?それとも他の色がお好み?青でも黄色でも虹色でも、何なりとお申し付け下さい。」
ロゼはそのまま赤い薔薇を受け取ります。
そこには少しばかりの笑顔が。
「……私が赤が好きなの知ってるくせに。」
「じゃあこれからは赤い服を着ようかな、毎日。」
「馬鹿。」
2人の時間に、3人が入ってきます。
「もっと魔法見してくれよ!」
「お願いお願い!」
「お願ーい!」
「しょうがないなぁ、ははは!」
「…しょうがないのはどっちよ。」
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