8人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
筆者「ということで、保険屋が説明に来ましたが……」
綾「どうだったんだ?」
筆者「医療保険をかすりもしない死亡保険でした。私が死んだら500万降りるそうです」
りな「盛大な葬式が出来そうですね」
筆者「いや、葬式を盛大にされても私生きてないから楽しくないし。ってそうじゃなくて、保険屋にしてみたら、”契約時にサインしてますよねぇ”と。こちらは何も証拠がないのですから、これのみが物的証拠として残っていてどうにもならない。ほんと詐欺だなと思いました」
綾「解約したら約60万の損か。ま、諦めて子供の為に残すと思って保険料払い続けるしかないな」
筆者「子供出来なかったらどうするのよ」
りな「それは当然、受取人の懐が潤うんですよね。ポンコツの場合は未来の夫か、妹でしょう」
筆者「私が早くに死ねば手元に大金が転がり込んできて遊び放題でしょうけど、大往生したらさすがの9歳離れた妹だとて、遊びに行く元気はないと思うよ」
架名「……成程。保険殺人が起きるわけだ」
筆者「え、そんな感想?」
りな「たかだか500万で人を殺していては人生もったいないですよ」
筆者「それはそうだけど、その感想もなんだかなぁ」
綾「俺はポンコツが生きて次なる問題なりやらかしなりをしてくれた方が人生が楽しいと思うんだよな」
りな「それは確かに」
筆者「……私を生かす理由がそれなのか、君達」
りな「それ以外に何かありましたっけ?」
筆者「……何て薄情な子供達なんだ。誰だ教育を間違えたの!!」
綾「ポンコツだろ」
りな「ポンコツですね」
筆者「私の言うことなんて一切聞かないくせにぃぃぃぃぃ!!!」
(2023.6.20)
ということで、
6/24 朝:結婚式当日の衣装打ち合わせ
昼:式場との打ち合わせ
夜:ゼクシィ保険ショップで保険の仕組みのお話
……休みの日のスケジュールがこれって……
そんで、婚約記念品をどうしようか悩み中。(指輪いらないって言ったら余計に面倒なことになった)
結納返しは先に調達済み。
最初のコメントを投稿しよう!