番外編21:第56話 全てこの世はタイミング!(アオイ→タロー←飯島)

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番外編21:第56話 全てこの世はタイミング!(アオイ→タロー←飯島)

in自宅 タロー「そろそろ、秋アニメの序盤感想まとめ記事を書かないとな~」にこにこ カタタカタカタ! タローはニコニコしながらキーボードを鬼タップし始めたよ! タロー「ふぅ、ちょっとコーヒーでも飲もうかな……ん?」カタン タローは一息つくために椅子から立ち上がったよ! そして、目をぱちぱちさせたよ! タロー「え、あれ?あ、れれ?」 ◇◇◇ in会社 (残業中) 飯島「あー、疲れた…ん?(さすがの宮森さんも、相当疲れてるみたいだな)」 タロー「……ふぅ」 飯島「宮森さん」スッ タロー「っ!飯島君」 飯島「今週きついですねー、毎日残業ですし」 タロー「…そうですね」しょぼ 飯島「(こりゃ相当疲れてんな。やるなら……今だな)あっ、そうだ。宮森さん」 タロー「へ?」 飯島は満を持してコンビニのビニール袋から“ブツ”を取り出したよ! 飯島「こないだ好きピのウエハースも貰ったんで。コレ、どうぞ」にこ タロー「こ、これは……!」 タローは飯島から、コンビニで対象書品を2個買うと一つ貰える『好きピ』のクリアファイルを手渡されたよ! しかも、葵とライバルのヱリカが対峙している、1番人気のクリアファイル! すぐ無くなって、タローが手に入れ損ねたヤツみたい! ……と、それも全部【コタロー日記】に書いてあるよ! ※超蛇足!ヱリカとは! ちょっぴりおバカな葵と違って超高学歴。 お嬢様学園の武蔵谷女子学園に通う、清楚系姫アイドルだよ! タロー「わっ、わっ、わっ、わっ……!葵ちゃんと、エリカちゃんの!えっ、え!?」 飯島「(キたキた!)たまたま残ってたので、思わず買っちゃいました。チョコも一つあるので。宮森さん、どうぞ」にこ タロー「えっ、えーーー!こんなレアなモノ貰えませんよ!あの、これは飯島君が大切にとっていた方が……!」 飯島「(さすがにこのクリアファイルを家に置いとくのはナイわ)いえいえ、宮森さんにはいつもお世話になってますし。多分、これからもお世話になりますし。どうぞ」にこ タロー「っっっい、いいの!?本当に!?いいんですか!?」 飯島「ええ(この為に、田舎のコンビニまで買いに走ったからな……!)」 タロー「あっ、ありがとう!本当に、本当にありがとう!」 飯島「いいえ~(あー、全部報われたッ!コンビニ二十軒ハシゴした甲斐あったわ)」 タロー「あっ、あの飯島君!今度、お礼を……」 飯島「お礼なんて、そんな(今日のブログは絶対、俺が取った!)」 タロー「そんな!こんな貴重なモノを貰って何もしないなんて……!」ぴょん! タローは嬉しさの余り椅子から立ち上がった…… その時! タロー「……」ピタリ 飯島「ん、宮森さん?(なんか固まったぞ)」 タロー「……」ピタリ 飯島「み、宮森さーん?(どうしたんだ?)」 タロー「あ、あの。飯島君」おず… 飯島「はい?」 タロー「お、俺達って……ずっと座りっぱなしだよね」 飯島「あぁ、そうですね」 タロー「なんか、腰とか膝とか……痛くなったりする?」 飯島「あー、残業が続くと、腰の方はたまにありますね。姿勢の問題もあると思うんで、俺はジムでトレーナーさんに付いて貰って、姿勢の指導も受けてます」 タロー「す、凄いね。さすがだね」 飯島「タローさん、もしかして腰が痛いんですか?」 タロー「あ、えっと…」 飯島「(よし、ちょうど良い。ここでジムをゴリ押しで誘えば……宮森さんは絶対オチる!)なら、俺と一緒にジムに」 タロー「あの、飯島君……膝は?」 飯島「え、膝?」 タロー「ほ、ほら!膝……とかも、痛くなったりするのかなーって」 飯島「膝ですか」 タロー「うん!」 飯島「膝はさすがにまだ無いですね。でも、さすがに膝にキたら、いよいよって感じがしますよね~」 タロー「っっっっっい!!!(いよいよ!?)」ピシャーン! 飯島「……え?(まさか、宮森さん)」 タロー「だ、だ、だ、だよねーー!いよいよだよねーー!まだ膝はナイよね……(いよいよ、なんだ……もう俺は、いよいよなんだ……)」 飯島「あ、えっと。タローさん!膝も姿勢の問題が出てくるところなんで!!まずは、姿勢良くして、筋肉を付ければ……」 タロー「あっ、ありがとう!このクリアファイル!た、大切にします!今度、お礼します!俺、あの……ちょっと、飲み物買ってきます!!」ペコ! タローは飯島と目を合わせずに駆けだしたよ! 残された飯島は…… 飯島(やっ、やっちまったーーー!)倒れ伏す! 同僚「おいっ、お前何やってんだ!?そんなに疲れてんなら、もう今日は帰れよ!」 飯島「……この世は全てタイミング」 同僚「え?それって……」 【この世は全てタイミング!】 葵の初のソロ曲! ストリーミング数でライバルのヱリカに僅差で勝ったんだよ! 同僚「お前、【好きピ】にハマり過ぎだろ」 飯島「……うるせぇ」 飯島武蔵クン、キミは一体何にハマったのかな! ◇◆◇ ------------ 9月11日 いよいよ、きた!! こんにちは。 最近、少しずつ秋っぽくなってきましたね^^ でも【好きピ】の本誌では、葵ちゃんとヱリカちゃんの対決が激化してますね!熱い! 今日は本当は2023年秋アニメの感想まとめを上げようと思っていたのですが、ちょっと先に日常記事を書かせてください。 さて、今日は良い話と、悪い話がそれぞれあります。 どちらから書こうかな……はい!先に「良いお話」から書きます! (悪い事から目を逸らしたいんです!( ;∀;)ユルシテ…) なんと、前回の記事「無念!葵ちゃんVSヱりかちゃんのクリアファイル入手ならず!」で書いてた、例のファイルが…… 手に入りましたーーー(*'▽')ーー!! コレです!見てください!じゃーん! (クリアファイルの画像) 職場のイケメンZ世代君が、たまたま手に入れたらしく、それを日頃お世話になっているからって、俺にくれたんです!! あーーーー(´;ω;`)良い人ーー! うれじいうれいじうれじいよぉっ!!本当に欲しくて! こんな好戦的なアオイちゃんの顔って普段はあんまり見れないし!この顔が見れるのは、ライバルのヱリカちゃんと対峙したときだけのレア顔なのでっ! ちなみに、俺はヱリカちゃんも好きです^^ 天性の才能を持ってるアオイちゃんとは少し違うタイプ天才アイドルなんですけど、実は完全なる努力型なので……! 第56話:この世は全てタイミング! ソロ曲のストリーミング合戦で、葵ちゃんがヱリカちゃんを僅差上回って勝った時に、ヱリカちゃんがスタジオのトイレで号泣しながら言うセリフ…… 『なんで、いつも私は2位なのっ!努力が足りないの!?タイミングって何よ!?ねぇ、誰……誰でもいいから私に言ってよ』 『努力が足りなかったって言って……そしたら、もっと頑張るから』 あーー(´;ω;`)泣いたーーーー! ヱリカちゃんは十分努力してるのに、負けた原因が自分でどうにか挽回できる範囲であって欲しいから「努力不足」って言って貰いたいって、泣くんだよ! ヱリカちゃん……。 「負けた事がある」というのが、大きな財産になる事があるって某バスケ漫画の、某監督も言ってるよ。その通りだよ! ……ふう。落ち着きましょうね。 56話は名言の多い神回でした。 いつか、記事にまとめます^^ いやぁ、ともかくこの最高のクリアファイルをくれたイケメンZ世代君には、何かお礼をしないと。 シャインマスカットとかフルーツの詰め合わせでいいかな? イケメンでお洒落な子なので、体に良さそうなフルーツを送ってみようと画策中です。 でも、他に何か良い贈り物の案があったら、コメントで教えてくれると嬉しいです^^ フルーツは、美味しい! シャインマスカットは皮ごと食べれて便利! 高級品だから、お礼の気持ちを伝えるのにピッタリ! ^^はっぴー! ……はい。分かってます。 分かってますよ。 悪い話は何かって……そう言いたい皆さんの言葉は聞こえてます。 大丈夫です。ちゃんと書きます。向き合います。 コタロー、御年35歳。 膝が痛くなりましたーーーーー! ( ;∀;)ぎゃーーーー! あのっ!どうでも良いって顔しないでください! 俺には死活問題なんです!だって三十代で「膝」ですよ!「腰」じゃなくて! 「膝」!!! あの優しいイケメZ世代君からも、ハッキリ言われました。 「さすがに膝にキたら、いよいよって感じがしますよね~」 って。 あーー(´;ω;`)ーーー! いよいよってナニーーー!老化ですかーー!? コタローは飛び級でおじいちゃんになってきてるって事ですか!? 今はまだ痛いっていうか違和感レベルなんです。 でも、これ確実に立ったりしゃがんだりがキツくなってくるヤツだって自分でもわかります。 う、う、う(´;ω;`) 週末、整形外科に行きます。 その時の診断結果によってはブログ名を…… 【コタローおじいちゃん日記】 に改名する事になるかもしれません。 そんな、喜びと悲しみのコタロー日記でした。 それでは、みなさん。 季節の変わり目ですが、体調を崩されないようにしてくださいね。 コタローおじいちゃんは、週末整形外科です。 いってきます……。 ------ (コメント1件) ------------ イケメンしゃちくん あの!!あの!!コタローさん!? 膝の事をイロイロ調べてみたんですけどっ!?まだ違和感くらいなら姿勢とか、下腹部の筋肉の衰えの問題でもあるので!!あの、イケメンZ世代君に良いトレーナーさんとか聞いてみたらどうですか!?絶対良い人知ってますから!!!!大丈夫ですから!! ------------ inサロン アオイ「……やっぱりな。イケメンしゃちくん。こいつ、絶対飯島だ」ボソ アオイはサロンの休憩室で、スマホを見ながら腕を組んだよ! アオイ(それにしても、俺でも探しきれなかったあのクリアファイルを見つけてくるなんて、どんだけ店まわってんだよ。キモ過ぎだろ。……でも、だ) オーナー「おい、お前の好きなタローさんが来たぞ」ひょい アオイ「うっせー、好きじぇねぇよ。黙れ」 オーナー「あいあい」スタスタ アオイ「この世は、努力よりタイミングと運だからなー」ニヤ ◇◆◇ おまけ(施術中) アオイ「いやぁ、ちょっと恥ずかしいんですけど。最近、膝に違和感を覚え始めて」 タロー「えっ!あ、アオイさんも!?」 アオイ「え?“も”って事は、タローさんも?」 タロー「そ、そ、そうなんです!最近、俺も膝に違和感があって…!」 アオイ「ええ!そうなんですかー?おそろいですね?」にこ タロー「お、おそろい……?(アオイさんと、お揃い)」 アオイ「病院に行ったら姿勢のせいだって言われたんで……あの、一緒にプロの先生のトレーニングを受けてみませんか?」 タロー「っへ?」 アオイ「俺とお揃いのジムで、お揃いのトレーニングを受けて……ね?」 タロー「はっ、はっ、はっ、はい!(アオイさんと、お揃い!!!)」にこー! アオイ(この勝負、取った!) タロー(アオイさんとトレーニング……?あ、新しいジャージが要るかな?)そわ… この世は全てタイミング! タローはともかくジャージ以外も買おうね!7e3dd077-ff09-4a2a-a47b-e22d55cde38f
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