ドロップス書房より、お便り

『スズランの葬送』

　一作目は鹿森千世さん（猫森千世さんhttps://estar.jp/users/370544221）の著作『スズランの葬送』を紹介します。　鹿森さんは今回のアンソロジーの事実上の編集長さんです✨
　ファンタジー作品を得意とされている作家さんで、私にとっては、ストーリーの深さや作品の世界観の大きさ、情景描写の豊かさが魅力です。今作も、可憐なスズランの雫と周囲の森の描写に、まず引き込まれます。

　美しいスズランの雫のメリルと、トリカブトの雫の戦士ウェズレルの情熱的な出会いと悲劇的な結末が、華麗な筆致で綴られています。

　こちらで使われている毒はスズランとトリカブト。
　私自身、このアンソロジーのお題を提示されてから勉強したのですが、意外な植物が毒を持っているんですね。

　次のページでは、鹿森さんから伺った創作秘話をお届けします　☞☞☞