ドロップス書房より、お便り

『朽ち草へ』

　菖蒲ウララさんhttps://estar.jp/users/694441251の作品『朽ち草へ』の紹介です。　私の祖母がよく「上等」と口にしていました。「上等なお菓子」「上等なお着物」「上等に育ちなさい」というふうに。
　品が良くて凛としていて、なおかつチャーミング。祖母はそんな意味合いで、この言葉を使っていたんだと思います。
　私がウララさんご本人や作品に感じるのは、この「上等」感✨
　次ページにウララさんからの創作秘話とご挨拶を載せたのですが、ご本人の語り口からも「上等」でなおかつ謙虚な印象が伝わると思います。

　そんなウララさんの作品『Funny Love 』はエブリスタの執筆応援キャンペーン「愛され主人公」で、なんと大賞を受賞されています✨
　このアンソロジーの作家陣って、すごく豪華なんですよ！(私がいちばん興奮！)

　今作『朽ち草へ』で使われている毒はグロリオサの花。特に球根部分に強い毒性を持つのだそうです。幼なじみの男女の恋の果てを、毒を持った花が赤く彩る物語です。