『朽ち草へ』

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『朽ち草へ』の紹介とご挨拶 by菖蒲ウララさん  『今回アンソロジーのテーマは毒草と心中で、心中というと、やはり映画や小説の題材として取り上げられた事件を起こした彼女のイメージの残像が強く、他の女に触れさせまいとした所有欲の果ての凶行も、向こうみずな純粋さゆえの一つの恋のカタチかと、改めて考える機会ともなりました。  私の『朽ち草』というお話も理性的な対話の欠けた、内にこもった熱に突き動かされる女の子を書いたつもりです。  実は執筆歴も一番浅く自分の作品を自信持って人様に薦められない小心者でして、素敵な作品を書かれる作家さんと一緒に載せていただける幸せにまだ少し落ち着かない心持ちでおります。  どうか生暖かい目でよろしくお願いいたします。』  私にとってウララさんの今作は都会的で洗練された印象です。どちらかといえばファンタジー寄りの、このアンソロジーに、魅惑的なアクセントを与えてくれています。  コメント欄に作品紹介動画を貼っておきます!  各作品の紹介動画は全てウララ監督制作。もう😊センスのかたまりです✨
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