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2050年
2050年の今、世界は空と道路両方兼用の円盤型車を一家に一台持っているのが普通の時代だった。
前田康則の家族も空陸兼用車を持っている一人だった。
前田家は妻の幸代と娘の幸の三人家族で小さな家で肩を寄せ合って暮らしていた。
大黒柱の康則は日用品を販売している会社で営業の仕事をしていた。
妻の幸代も家からほど近いレストランで働いていた。
前田家はごくごく平凡などこにでもいる普通の家族だった。
娘の幸は小学三年生で友達もたくさんいて勉強もスポーツもそこそこの成績を収めていた。
妻の幸代もママ友とランチを楽しんだり仕事先でも友人ができ日常生活は充実していた。
前田康則自身も仕事を一生懸命やりそのお金で家族と旅行に行くのが唯一の楽しみだった。
康則は知らなかった。こんな毎日が続かない日が来る事があるなんて事が〜。
そして、自分が通勤中に別の星に行くなんて事が起きるとは思ってもみなかった。
そして、その星で行っている奇妙な事〜。
そんな得体の知れない星が存在している事を康則は知らなかった。。。
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