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いつもの朝
「ご馳走様〜今日もお母さんの料理は美味しかったね幸。幸も残さず食べるんだよ。お母さんが毎朝早く起きて作ってくれるんだからね。あっもうこんな時間か幸、幸代行ってくるね」
「行ってらっしゃい。お父さん」
「あなた気をつけて行ってらっしゃい。あなた今日これから大雨で風も出てくるから危ないわ。あなた今日は道路から会社に行ってちょうだい」
「大丈夫だよ。今日は会社にお客様が来るんだ。少し急いで行かないとならないから空から行くよ。空だと早いからね」
「心配だわ事故に遭ったらどうするの?道から行ってちょうだい」
「事故なんて起きる時には起きるものだよ。道でも空でもね。とにかく僕は急がないといけないから、じゃあ仕事に行ってくるから」
幸代と幸にそう言うと康則は玄関の扉を開けて会社に向かった。
妻の幸代と娘の幸は心配そうな顔で僕を見送ってくれた。
この後、たったの三十分で僕はまさか空の上で事故に遭うとは思わなかった、
そして、僕は不思議な星に辿り着いてしまったのだ。。。
世にも不思議な全く別の星に辿り着いてしまった。
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