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僕は僕だ！
どこにも行けないまま
結局このままあるがままを
受け入れて
何物も手に入れられないまま
結局何者にもなれないままに
嘆いたところで
それが僕なんだから
仕方がない
抗ったところで
どこまで行こうとも
僕は僕でしかないのだから
諦めにも似た明日に
見るべき夢は無くとも
心の望むまま
いっその事
何者にもなれないのなら
僕は僕でしかないのならば
揺るがない僕を形作っていく
しかないわけで
ならば僕は僕を誇りに
思える様にせめて
この命だけは手放す事だけは
しないでおこう
悲観しても否定しても
見比べても羨んだところで
足掻いたところで
どうしようもなく
僕でしか無くて
きみに憧れたところで
どうしようもない隔たりが
僕と君の間には
広がっている
僕はきみにはなれない
僕を輝かせる事は
僕にしかできない
どこにも行く
必要なんてないし
何か特別なものなんてない
僕はこの場所で
自分をゆっくり高めていけば
いいんだ
焦ったところで
何も変わらない
嘆く事もなければ
悲観する事はない
他人にどうこう
言われようとも
結局は他人は他人
僕ではない
僕が正しいと思う事に
真っ直ぐ向き合って
生きていく
それが僕だから
それが僕にしか
できない生き方だ
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