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キャリー「ささ(笑)次は誰かな?」
麻友「私だ。久しぶりだね?キャリー?」
キャリー「麻友にゃん?今年も来たんだね?」
キャリー「どうする?鍵を変更するかい?それとも?」
麻友「愚問だな?ルーレットに決まってる」
キャリー「随分自信があるんだね?」
麻友「先程の様子を見て私が気付かないとでも思ったか?」
キャリー「なんの事かにゃぁ?」
麻友「そんなに言うならば…今ココで…あのピエロの種を明かしてやろうか?」
キャリー「心の声(にっひひっ(笑)!!?さすが麻友にゃん?ルーレットピエロの種に気付いたんだね??)」
キャリー「君に下手な嘘は通用しそうにないね?」
キャリー「オッケー(笑)ルーレットSTART」数秒後…ルーレットピエロが出現する。
ルーレットピエロ「わかってるねぇ?嬢ちゃん。嫌いじゃないぜ。そういうの」
麻友「私もだよ。素敵なピエロくん」
♪♪♪♪麻友がそう答えた数秒後…ルーレットの針が緩み始める。
ルーレットピエロ「パーフェクトだ」不意にルーレットピエロがそう叫んだかと思うと滅多に現れない虹色の大当たりマークが出現する!そして…数秒後針は静かに止まり大当たりマークを捉える。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪…盛大な効果音がなったかと思うとルーレットが虹色に光り始める。
ルーレットピエロ「ブラボーだ。嬢ちゃん。どんな基地にするんだい?」
麻友「そうだねぇ?」そう言うと麻友はルーレットピエロにとある事を告げる。
キャリー「ふーーん?面白い事を望むねぇ?」
麻友「まぁね」
ルーレットピエロ「OKだ。嬢ちゃんの願いならなんでも叶えるぜ」そう言うとルーレットピエロは再び光り始める。数秒後麻友の前には赤いルビーが嵌め込まれた虹色の鍵が出現し…空中で止まる。
麻友「ありがとう。陽気なピエロくん」麻友はそう言うと鍵を手にしてその場を後にしていく。
この決断が後にゲームを決定付ける事になるとはまだ誰も予測してはいない。そうこれが後に名探偵と言われる冬平麻友が最初に解決する事になる事件の幕開けでもあるのである。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
END
虹色の鍵を手にした冬平は不敵な笑みを浮かべてニンマリ笑う。一方…抽選は進んでいきいよいよ宮沢の番になる。それから数時間後…西皇学園の生徒はゲームのSTART地点である…アルカディアの天秤が置かれた西皇第一グランドに集結していた。次週「宮沢の決断とゲームSTART」「第7話へ続く」
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