第6話「抽選開始」

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キャリー「そいじゃ抽選を始めるね(笑)」キャリーのその言葉で各部の部長たちは次々に…抽選箱から番号の書かれた紙を引き始める。 キャリー「みんな…ひけたかなぁ?そいじゃ…1番の人から順に私の所に来て。」そう言うとボクシング部の部長が一番乗りでキャリーの元に歩み寄る。 ??「ボクシング部部長…高橋傑だ。」 キャリー「どうする??鍵は交換するかい?それともルーレットかなぁ?」 高橋「鍵を交換する。Sランクの基地を頼む」 キャリー「オッケー(笑)じゃあ…交換するね」キャリーがそう言うと高橋が持ってた鍵が金色に変わる。 高橋「よし!!」高橋は小さくガッツポーズを取るとSTART地点に向けて歩き始める。 キャリー「さぁ(笑)次は誰かなぁ?2番の人どーぞ」キャリーはさくさくと仕事をこなし各部の部長たちは各々の考えで動き…鍵を変更していく。中にはルーレットに挑む者もいたが…大抵はSランクの基地を希望した。 宮沢「心の声(35番か?運わりぃなぁ…さてとどうすっかなぁ?)」宮沢は順番を待ちながらどうするかをじっくり考えていた。 宮沢「心の声(あのルーレット…15回に一度当りがでれば良いほうか?)」 夏目部長「考え事か?宮沢…珍しく悩んでるじゃないか?」 宮沢「るっせぇ!!私は先輩だぞ」 宮沢「そういうお前はもう決まったのかよ?」 夏目部長「まぁな」そう言うと夏目は不敵な笑みを浮かべる 宮沢「ふーん?」そう呟くと宮沢は顎に手を添えてさらに考え込む。 宮沢「心の声(当たりさえでれば必勝法があるにはあるんだが?問題は引けるかどーか?こればっかりは運でしかねぇ)」宮沢のその様子を見ながらキャリーは笑みを浮かべる キャリー「心の声(サエコ悩んでるにゃぁ?まぁ無理もないか?)」
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