第6話「コードネーム黒薔薇」

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カメラ映像 ??「黒薔薇…奴らの様子はどうだ?」 ミサキ「どーもくそもいつもどおりよ」 ミサキ「いつもどおりあのくそ親父が能力者を差別してイーサンたちがそれに協力してるだけ」 ??「普段と変わらず…か?」 ミサキ「ええ。まぁ強いて言うなら…ウリエルのくそ親父が最近B5エリアの地下格納庫に使えない物資を集めてるくらいね?」 ??「使えない物資?」 ミサキ「そ!!?…弾薬の無い拳銃やら大砲やら動かなくなった戦車やらそれはもう使えない廃品の集まりよ」 ??「なるほどな?つまり奴はそれらの廃品を修理して使おうとしている訳か?」 ミサキ「まぁおそらくそんな所ね?」 ??「情報提供感謝する。黒薔薇…貴殿にはこれからも奴らの仲間のふりをして内情を探ってもらいたい。金はいつもの口座に振り込んでおく」 ミサキ「OKわかったわ」 一通り先程のやり取りを見終えたミサキは自分たちが話している所から西に100m程行った所からミサキたちの方を見詰める1人の男に目を向ける。 ミサキ「何か言っているわね?」 ミサキ「ハロハロ…この男がいる部分を拡大してちょうだい」 ハロハロ「かしこまりました。」 カメラ映像(B5地区北エリア) ??「~~~~」 不審な男はサキ吉たちの方を遠目から見詰めると一言何かを呟きその場を後にして行った ミサキ「誰かしら?これ?でも何か見た事ある顔ね?」 ミサキ「ハロハロ。この男が誰だかわかる?」
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