番犬の癒し

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「宗介のキス魔//」 「理久が可愛いから。」 「俺は可愛くない/」 俺は理久を抱き締めた。 「ねぇ!俺の話聞いてる?」 「聞いてるよ。」 俺は理久の体温を感じながら目を閉じた。 「宗介、寝ちゃうの?」 「寝ないよ。」 「寝てるじゃん。」 「目閉じてるだけ。」 「ふーん。」 「構って欲しいの?」 「宗介のばか//」 素直じゃない理久。 それすらも愛おしい。 「理久、好きだよ。」 「今言うのずるい///」 「愛してる。」 「わざとだろ///」 「ほんとのことだから。」 「もう//」 「ははっ、やっぱり理久は可愛いね。」 俺は目を開けて、理久を見つめた。 「今、見るな/」 「構って欲しかったんだろ?」 「そうだけど…/」 「構ってあげる。」 俺は理久の唇に優しくキスをした。
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