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わたしは、コーラをぶんぶんふった。
「え、や、わー…ニコちゃん!?」
「これでいい?」
「あ、ダメ、まっ…」
わたしはカチカチパンパンになったコーラをあけた。
ブシューーー
コーラがいきおい良くあふれだした。
「やぁーーーーあーーー…」
わたしの手と足はあふれたコーラでベタベタになった。
あぁ、またママにしかられるなと思いながら、のこったコーラをのんだ。
「あ、のめる。コレ、すきなやつ!カケルくんすごいね!」
「あはははは」
カケルくんが大きな声でわらった。
わたしはカケルくんの大きなわらい声におどろいて、ギョっとした。
だけど、カケルくんがいつまでも笑っているので、わたしもいっしょにわらった。
そしたら、なんでか、なみだが出てきておどろいた。
わたしは、あわててなみだをふいた。
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