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ナオが、近くのメモに何かを書いて、二人に見せた。
「そうか! やはりナオは、分かったようだね」
「えー、これでないとと僕も思います。あれだけの事が出来る家ですから。筆談の方がいいだろうと。じゃ、やりますよ」
ナオは部屋を出て行った。
残ったロンとトムは、
「しかし、大丈夫かな‥‥」
「まぁ、任せてみよう。あっ、そうだ」
ロンが、部屋から駆け出した。
するとナオが天井に向かい、何かを言おうとしていた。
そんなナオにロンが、
「ナオ、ちょっと待ってくれ。オレのマネーをビニール袋に入れるから」
自室に向かった。
トムもそれを聞いて「悪い。オレも」と自室に向かった。ナオは笑顔で、
「なるほど‥‥」
やがて二人は戻ってきた。
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