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二人で過ごし時間は夢のようで
「このまま時間が続いて欲しい」
そう願う。
『そうだね』
「時を超えて文をしてたなんて夢みたい」
『ははっそんなことしてたね』
「久しぶりに書いてみる?」
『フフッちゃんと見つけてね』
お互いに手紙を書いて隠す。
この手紙が届いた頃には、
夢が醒める時だとお互い気づいていた。
『見つけないでね』
「私のも見つけないで」
だからこそ読んで欲しいと願うのに、お互いにそう口にした。
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