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変化しつつある日常
亜紀さんが『月ちゃんと約束があるねん』と言った事で公園で別れた。
「相変わらず忙しい子だわ」
「亜紀は昔から変わらないよ」
美里さんとマイケルさんの会話を聞いて思った事を問い掛けた。
「亜紀さんとの付き合いは長いの？」
『ええ、亜紀が10代の頃からよ』と答えた美里さんが目を細め、マイケルさんは強く頷く。
きっと私には分からない強い絆があるのだと思えた。
それに日本の食材のお店が建つのも楽しみ。
まだまだ計画の段階だと思うけど何かお手伝い出来る事があるなら喜んでお手伝いをしよう。
『さぁ、帰りましょ』と美里さんが言った事で家の方へと足を運ぶ。
帰ったら、お留守番にさせたルルと庭で遊ぶのも良いかも。
「携帯の契約をした後、買い物もして来るのも良いかもね」
美里さんに言われるまですっかり携帯電話の事を忘れていた。
それだけ私には重要な物ではない様に思う。
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