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私の中で外せないお方。
羽生結弦選手。私の好きな人と言えばこの方を外すことはできません。
今日は羽生君について語っていきます。
初めてテレビで見た羽生君のプログラムはミッションインポッシブルでした。羽生君が中学三年生の時に、世界ジュニア選手権で優勝した時のショートプログラムです。当時、一部が流れたのを見ただけでした。中性的な可愛い顔が凄みを帯びていました。なんというエネルギー。少し見ただけで、この子はきっと伸びると私は確信しました。そして容姿がこれまた好みでした。それまで俳優さんや歌手にハマることもなく、どちらかというと女優さんの顔が好きだった私。羽生君はそんな私の異性のドストライクでした。
ちなみに私は以前からフィギュアスケートが好きで、長野オリンピックあたりからよく見ていました。キャンデロロ選手のダルタニアンは最高だったなあ。織田君、ランビエール選手も好きでしたね。あ、いえ、今も好きです。
羽生君という期待の選手がいることは分かったものの、正直に言うと今のように熱狂的に推していたわけではありませんでした。気になる選手の一人として応援することになったという感じです。
それが変わったのが、グランプリファイナルで羽生君が初めて金メダルを取った時でした。演技にゾクゾクしましたね。やっぱりやる子だと思ってたよ〜! この子はきっとオリンピックで金メダルを取れるに違いない! その頃とにかく滑らかなスケートで強かったパトリック・チャン選手。チャン選手の後は羽生君の時代になる! 確信した瞬間でしたね。
私はすっかりこの美しい少年に夢中になりました。普段はあどけない笑顔を見せるのに競技中になると鬼神の如く厳しく凛々しい顔。闘争心が強いのにそのスケートには繊細な美しさと惹きつけられる華があって。何より音感がずば抜けている。果たして羽生君は一つ目の五輪金メダルを獲りました。
ソチ五輪後。想いが溢れて、初めてファンレターを書きました。たくさん伝えたいことはあるのにうまく言葉に表せず歯痒くて切なかったです。
羽生君はただスケートをしているのではない。背負っているものが大きく、翼を負傷した天使のようだとよく感じます。こんな言い方は羽生君には失礼ですが、神様は羽生君に次々と試練を与えます。でも羽生君はその試練をドラマティックにクリアしていく。人生が劇的だと感じますが、本人はきついですよね。
脱線しましたが、羽生君サイドからお返事が来ました。手書きではありませんが、スケート靴のチャームが入ってました。もったいなくて持ち歩いてはいますがチャームとしてはつけていません。(なんだか気持ち悪い人みたいでごめんなさい)その後も何度か手紙を出しました。ピョンチャンオリンピック前にも返事がありました。現在は羽生君はスケート連盟に属してないので、手紙の宛先がわかりませんから、YouTubeにコメントをしています。
いい年したおばさんがすることではないとひかれるかもしれませんが、一方通行でも手紙を書きたいと思えるほどの推しができたのは初めてのことです。羽生君が毎日どこかで頑張っていると思うだけで自分も頑張ろうと思える。夢に見た日は次の朝がなんと幸せなことでしょうか。ちなみに今日は久しぶりに羽生君に夢で会えました。アイスショーが近いからですね。「頑張ってね!」と言う私の言葉に無言でしっかり頷いてくれました。うーん。夢の中でもなんと美しくかっこいい。
羽生君は私の行動さえも変えていきます。
長くなりましたので、次に続きます。今日はここまで。
一つ断っておきますが、私は羽生君のことを押し付ける気は全くありません。ただ、推しがいる方は、私の気持ちに少し共感してもらえるかなとは思います。
それではまたのお越しをお待ちしております。
2023.6.6
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