13人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
辻井伸行さんの演奏を聴きに行ってきました
こんばんは。花木です。
先日、辻井伸行さんのラフマニノフピアノ協奏曲第三番を目当てに、主人と車で一時間ほどかけてクラシックコンサートを聴きに行ってきました。
三番は主人が物凄く好きな曲で、今回、曲を目的に探してチケットを取ろうとしたのですが、辻井さんのピアノで聴けるのはラッキーでした。ドミンゴ・インドヤンさんの指揮で、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団さんの演奏でした。
生で聴きに行くと、その度に得るものがありますね。私は今回も勉強のためにYouTubeで色々な方のを聴きました。好きな曲です。それぞれの方、味があって素敵でした。ですが、二楽章はそこまでピンと来てなかったんですよね。何度も聴いたのに。
でも、辻井さんの演奏で、二楽章、美しい、と感銘を受けました。こんなに綺麗だったんだなと。一楽章の途中からすでに涙ぐんでましたが、二楽章で胸の痛むような切なさを覚え、三楽章には圧倒的なされました。放心するほど素晴らしかったです。
その後のチャイコフスキーの交響曲第5番も良かったなあ。ドミンゴさんはまだお若くて、エネルギッシュかつ、ユニークな指揮で、見ていてとても楽しかったです。前回のアンドレイの指揮も楽しかったけど、また違う感じ。指揮棒の先まで見えるような席だったので、その滑らかな棒の動きが分かりました。エネルギッシュなのに、手が紡ぎ出す動きは繊細なんですよね。指揮って面白い。見入ってしまいました。
チャイコの五番はテーマの繰り返しですが、そのテーマがかっこいいですよね! 四楽章が一番かっこよくて痺れました。チャイコフスキーは弦楽器の使い方が上手い気がするんですよね〜。
今回、席が前から六列目と、物凄く近くて、でも、真ん中ではなくて、オケから見て左側だったのです。なので、バイオリンの音が若干遠く感じ、バス系の音が響いて近く聞こえました。近い席はやっぱり真ん中らへんがベストなんだなと気付かされました。取れませんでしたが。
ピアノがバーンとあるから、弾いている指が見えなかったのが残念です。でも、辻井さんの演奏中のお顔はよ〜く見えました。穏やかな辻井さんが、ラフマニノフを弾いてる時は髪を振り乱し、迫力がありましたよ。自分が弾かないところは楽しそうにオケの音を聴いていて、ああ、この方は本当に音楽が好きなんだなと思いました。
アンコールは革命でした。早い演奏! でも、流してなくて、しっかり弾かれてる。上手かったです。
拍手を浴びている時、とても幸せそうに会場を向いて微笑んでしばらく佇んでいた辻井さんが、とても印象的で、同じように幸せな気持ちになりました。
会場の雰囲気も温かく、オケの皆さんも仲良さげで、すごく素敵な演奏会でした。オケもアンコール二曲も弾いてくれたしね!
主人はね、生にあまり頓着しないみたいで、そこそこは楽しかったみたいですけど、感動! とまでは行かなかったみたいです。CDでも感動できると。なんだよ〜、せっかくチケ取ったのに〜。
でも、いいんです。私は本当に行けて良かった。ラフマニノフ、生で聴けてよかった。本当にロマンティックで、壮大で、哀愁のある素敵な曲です。大好きな曲を生演奏で聴けるって本当に贅沢で幸せな気持ちになりました。迫力が違うのよ。
例によって、前日は良く眠れず、当日も、あまりにも楽しかったので、興奮して眠れず。一時的にハイになった私は、翌日、体調を壊しました。メンタルは下がってないのですけど、体がギブアップして。食べ物も影響していたみたい。
最近、パンをいくつか食べるとそのあと胃腸の調子が悪くて、気分が悪くなります。それで、ミサの前のロザリオの祈りの時に気持ち悪くなり、ミサは辛うじて受けましたが、すぐに帰宅して、寝ました。聖歌の練習はパスしました。今も体調がイマイチです。コンサートの興奮はまだ心に残ってるのに! 自分の体力のなさが歯痒いです。でもでも、今後も色々予定を入れてる私。体調を回復させて、周りに迷惑をかけない範囲で楽しみたいものです。
今日もクラシックコンサートの話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
2024.5.13
追記
薔薇は以前と違う種類たちが咲いてます。
上から、ラパリジェンヌ、ヨハネパウロ2世、ラドルチェビータです。ヨハネパウロ2世以外の二株は今年迎えた大苗組です。
ラパリジェンヌは、黒点病にかかった状態だったようで、購入した翌日に黒点が出始めました。でもね、せっかく縁あって来た子だから、大切に育てます。
最初のコメントを投稿しよう!