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「ああ、そう言えばさ……」
「うん?」
「あまりの大事件に、大事なことを聞くのを忘れてたよ」
「えっ? なに?」
「アンタの名前」
「あ、そうだっけ?」
「うん。そうだぜ。アンタ、ずっと匿名報道だっただろう? 本当の名前は、なんて言うんだ?」
「あたしの名前はね……」
あたしは、言った。
「アオイミソラ……。青い美しい宇宙、と書いて『青井美宇宙』っていうの」
あたしは、満天の美しい星空を見ながら、自分の運命的な名前を噛みしめて、そう、答えたのだった。
「宇宙人🌟と同棲💓」
おわり
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