ビートルズ

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
僕「ビートルズで一番何の曲が好き?」 基子「シーラヴズユー」 https://www.nicovideo.jp/watch/sm38022167 「いいよねー」 「アイラヴユーじゃあありきたり、シーが主語なのがいい」 「ソラシドレーでメロディーが始まる所がいい」 「おと聴いたら大分ピッチ下げてるね」 僕「ハードデイズナイトで一番最後にかかる」 基子「ハードデイズナイトのいちばん最期はハードデイズナイトよ」 僕「ハードデイズナイトもええな」 基子「ええなあ。なんであの映画「ビートルズがやって来るヤアヤアヤア」じゃなくなったん?」 「わからん、ダサイからちゃうか。」 「あれ考えたん水野晴夫やろ?」 「そうや。俺はあのタイトルでええと思うけどな」 僕「俺はな、あの映画テレビで見てファンになってん。  『こんな映画見たら気が狂う!』と思ったら本当に気が狂った。(笑)」 基子「あんたホンマビートルズ好きやったな」 「今でも好きやで。今でもたまに聴いてるし」 「アルバム的にはどれが好きなん。私サージェント」 「俺な、ホワイトアルバムやな。うちの兄貴が言ってたが一番人間臭いわ」 基「ああ、グッドナイトで終わるやつね」 僕「あの前のレボリューション9で喧騒の世界になって、 それを経験して、最後の本当の安らぎに終わるのがええわ。 サージェント・ペッパーズも好きやけどな」 基子「シーズ・リーヴィング・ホームも好きやわ」 僕「ええな。あの弦楽アレンジはマーチン先生じゃないねんで。ポールがアメリカに行って  編曲を録音してきたんや」 「家出の歌やね」 「俺、イエスタデイよりヒア・ゼア・アンド・エヴリホエアの方が好きやな。前向きやわ。  ヘイ・ジュードもそうやけど、ポールは前向きがいい」 基子「私、フィクシング・ア・ホールとかも好き。ポールはジャンクみたいなマイナー系もいいよ」 僕「ええなあ。レノンはノーホエア・マン(ひとりぼっちのあいつ)とか好きや。  彼が死んでウーマンとか出たやん。あれもその系統の曲やな」 基「そやな。レノンが生きてたらもっと沢山の名曲を作ってたと思うわ」 僕「基子は声低いやん。でも電話で喋ると声1オクターブ上がるやろ。あれなんで?」 「緊張するからよ」 基子「アビー・ロードは?」 僕「おお、俺あんまりアビー・ロードは好きじゃなかったんだが、俺がおった病院の 看護師さん(男)が『アビー・ロードのBめんのメドレーがええよ』って言って下さってから 見直すようになったな」 「ああ、ゴールデン・スランバース~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンドのあたりが好きよ」 「俺、ビートルズセッションでジ・エンドのドラムソロ叩いたで」 「サンキングのポルトガル語見たいなん面白い。あれ、何て言ってるの?」 「あれな、こない言うてんねん。 (↓スペイン語、ポルトガル語、イタリア語のごちゃ混ぜで意味はない) クワンド・パラムーチョ・ミアモーレ デ・フェリーチェ・カラゾン ムンド・パパラッチ・ミアモーレ チカ・ヴェルディ・パラソル クウェスト・アブリガード・タンタムーチョ ケ・カニーテ・カルーセル」 基子「おお、流石詳しい!」 僕「一番最後にハー・マジェスティーってあるやん。あれはロバート・ジョンソンの「レッドホット」っていう曲を参考にして作ってん。 こんなんや。 https://www.youtube.com/watch?v=4ehtcjrH7cs 僕「ライブ・アット・BBC」って1994年に発売されたんだが、70年代に海賊盤で出てたんだ。  だから『ドントエバーチェンジ』とか『つのる想い』とか名曲なのに惜しいなと思ってたんだよ」 基子「ああ、あれええ曲やん。」 「ビートルズのジョニーBグッドがあるのを知らない人もいるよ」 僕「おい、ジョッキ3杯飲んで来たぞ。」 基子、邪魔臭そうに「どこよ?」 「双葉筋のガストよ。ジョッキ3杯、キムチ、サラダ、唐揚げ1つで1650円や。安いやろ? やっぱりスーパードライは難がないわ」 基子「そんなことより、ビートルズの話しようや」 僕「よっし、じゃあ、基子が知らんようなビートルズの曲を」 基「やってーや」 「バッド・トゥ・ミーっていうのんがあるねん。知らんやろ?」 「知らんわ」 「作ったんジョン・レノンや。  君がさよならするなら、僕は悲しくて落ち込むよ  さよならしないなら 君を愛してあげるよ って言う歌や。 https://www.nicovideo.jp/watch/sm42236340 」 基子「ええやん。これが未発表だったとは惜しいわ」 僕「いや、実際はフォーモストって言うグループがリリースしてん。」 基「そらそうと、あんたビートルズのセッション行ってたやん。もう壱てないの?」 僕「そうよ。最近はご無沙汰よ。音楽やってて飲みに行けるのあそこだけやわ」 「行きーな」 「ほなお前も行けや」 「やや、私のファンがジェラシるもん」 「そうか、ほなお前のファンと俺が対峙したろか?」 「やってみいや」 僕「おい、今日、会場、飛び入り自由やってんで。惜しいことしたな」 「ホンマや」 「最後に基子が知らないであろう曲で締めよか?」と僕。 「何よ?」と基子。 「シュアー・トゥー・フォールよ。」 基子「どんな歌詞なん?」 「僕は確実に、確実に恋に落ちる  確実に君と恋に落ちる」 基「歌詞動画作ってよ」 「これを見な」 https://www.nicovideo.jp/watch/sm422376318bcd2d97-f031-47ef-86e8-6ad13a2fe32c
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!