―戦い―

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この時から自分の中で決心も固まってた。   どぅしてもあかんなら早めに帝王切開で出してあげよぅって。       時間は夕方6時。 陣痛が来てから丸一日が経ってた。   看護婦さんが内診しに来た。 結果はそれでもまだ4センチ。 すると先生がまた登場―。      『あれからずっと機械して様子見てたけどやっぱり赤ちゃん苦しがってるね~。』 この後に色々難しい事説明されたけど…覚えてるのは『……帝王切開させてくれませんか?赤ちゃんに何か起きてからでは遅いので…』   横見たら泣きそぅになってる裕時がおった。     『先生…帝王切開してください。早めに赤ちゃん出してあげたい。』       それから帝王切開の準備が始まった――。
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