0人が本棚に入れています
本棚に追加
道端に咲く花々は美しい
時に1輪、堂々と
時に1面、華やかに
だけどその花々のほとんどは
大地という名の生命線があるからこそ
人々を、生き物達を、魅了できる
そこらに生える雑草もまた同じ
たとえ蹴られ踏まれようとも
立ち続けることができるのは
他でもない大地が支えているからだ
それだけじゃない
大地は、生き物達の生涯をも支えている
生き物達が歩く道は
すべて大地があるからこそ存在する
それに気づかずに
花を見て笑う少年少女
雑草を見て嘆く大人達
大地に対しては、何とも思わないのだろうか
花のように
誰かを魅了する華は持ってない
雑草のように
根気強く立ち続けられる自信はない
それでも、そんな私でも
大地のように
花を、雑草を、支えるように
たとえ見向きされなくても
大切な人達を支えられるような
だれかの道標になれるような
そんな人でありたいものだ。
最初のコメントを投稿しよう!