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「今日呼んだのは…」
「?何ですか?」
「我々は、殺し屋育成学校つくるプロジェクトが始動されている。そこで、君たちにそこの学校に教師と生徒として行ってこい。命令だ。」
「…つまり現役殺し屋としての教師、年齢での生徒、という事でってます?」
「そうだ。」
「分かりました。お引き受けします。リコリスはどうする?」
「君が行くなら俺も行く。」
いやぁ、実にめんどくさい。でもしょうがないよね。
「では、今日も気を抜かずに殺します」
私とリコリスはそう言い本部を出た。
「そう言えばあなたが呼んだ理由は?まだ終わってなかったわよね。」
「ああ、そうだった。この後時間は?」
「ある。」
「そうか、ならついてこい。」
ついてこいって言われてついていったらリコリスの家だった。
「入れ。」
〜リビングにて〜
「んで、なぜあなたの家に?」
と言ったら…リコリスが私の後ろから抱きついた。
「っ⁉︎」
「なにいまさらハグしただけで驚いているの?世界一の殺し屋は運動神経、暗殺力は超1流だが、恋にはまだまだなのか。」
「なあ、クロユリ俺はお前が好きだ。俺のものになってくれないか?」
「あなたが、私を超えられたら良いわよ。」
「言ったな?」
「ええ。超えられるならの話だけど…これでも世界一の殺し屋よ。」
「そうだったな。今日は遅いから泊まれ。」
「…」
「はぁ…何もしないから。」
「…分かった。」
〜朝〜
本当に何もなかった。良かった、本当に。
そういえば今日から学校だよね。なんて呼べば良いんだろ…
と思っていると
「おはよう。制服が届いたから着替えろ。」
「ええ、ところで名前は?」
「名前?ああ言ってなかったか。名前は、青柳優だ。」
「そう。分かった。」
〜学校校門前〜
視線がすごいわ…リコリスは耐えられるかしら。人見知りだから…
「大丈夫?」
「ん〜…ギリギリかな?」
「無理しないで、何かあったら言って。」
「へぇ…じゃあハグして?」
「断る。」
「何かあったら言ってって言ったのは凛でしょ?」
「視線の話をしたの!」
「はぁ、分かったよ。」
「それより気になったことがあったの。」
「なに?」
「私たちと周りの人たちの制服が違う。」
「教師&生徒だからじゃないか?」
「そういうことね、学校の中にい入りましょう。」
「そうだな。」
そう言い私たちは校長室に行った。
「ここまでご足労いただきありがとうございます。私はここの育成学校の校長兼育成学校プロジェクト考案者のリスと申します。まさか世界一の殺し屋と世界上位の殺し屋のお二人に来ていただくとは…」
「これも一応司令部からの命令ですので任務を遂行します。なので、邪魔はしないでいただきたい。」
「分かりました。お二人には今から全クラスに挨拶に行ってもらいます。そのあとは気になった教室を見てもらって構いません。教えても良いです。では、ご自由に。」
「ああ。」
そう言い私たちは挨拶をしに回る事に
「失礼します。初めまして、神谷凛と申します。となりは、青柳優です。以後よろしく。では」
と言い廊下に出た。
「次の教室は…」
あなたがいる教室だ。
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