柚月、なぜこんな…(1)

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夏休みが始まってはや10日が過ぎ、夏真っ盛りの陽気の中 海外旅行中の両親に代わってお留守番している二人っきりの私達はいつものようにリビングルームでお昼の時間を迎え、宿題も一段落ついて、私は小説本を開き、姉柚月は水飲みにキッチンへと急いだ いつまで経っても全く帰ってくる気配がないのをおかしいな~と思いながらキッチンに辿り着くと、目の前の光景に驚愕し、全身が瞬間冷凍される (ゆっ、柚月姉ちゃん!? どうしたの!?何やっているの!? 信じられないよ~お姉ちゃんがこんな事しているなんて!) 柚月姉ちゃんったら、口の中にキュウリを突き入れ、ポタポタとヨダレを垂らしながら、時に涙を溢し、キュウリで口の中をグリグリしているのだ 脚はすでに力を失い、柚月姉ちゃんは床に座り込んで苦痛と快楽に責め立てられて、苦しんでいるというよりも、ひどく悦んでいる様子だ 私を目線に捉えるなり、最初はちょっとびっくりして、すぐに勝ち誇るようなイヤらしい笑顔を見せつけた あまりにもショックが大きく、自分の部屋へと急いで戻り、二度と淫乱女の顔なんて…と…… 夕食も食べないで部屋に引き籠もっていると、淫乱女はノックもせずに入って来ました 「美月~、ごめん! あんなの見てしまってショックよね! 信じられないよね! 自分でもどうかしているって思っているよ~ 昔から私、食べたり飲んだりしていると、なんか…口の中はむず痒さが堪んないというか、気持ち良いというか」
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