ネクラな俺に、執拗に言い寄ってくる豊満少女が居るんだが

プロローグ

俺は自分に自信が無いせいか、いつも下を向いて歩いている。

ほら、すれ違いざまに豊満な少女がクスッと声を出して笑った。どうせ『冴えない男だなあ』って思っての事だろう。

ところが、その少女は俺の進行方向を遮って止まった。意外だった為に、俺は彼女の肩に触れてしまう。

「良い匂い………ハアー♡」

少女は俺に寄り添ってハグをした。