ミステイク
1/4
読書設定
目次
前へ
/
4ページ
次へ
「ああ、
万里
(
まり
)
。おかえり。ねえ──」 重い足取りで帰宅すると、迎える母の言葉を曖昧に頷くだけで受け流して自室へ向かう。 入ってドアを閉めるなり、身につけたものを乱暴に脱いでベッドに無造作に放り投げた。 出掛けるために着替えて椅子の背に掛けたままの部屋着のワンピースを頭から被り、その椅子にどさりと腰を下ろす。 ──あたしは間違えたんだ。今更どうしようもない。でもまさか、こんな……。
/
4ページ
最初のコメントを投稿しよう!
12人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
172(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!