真冬の夜空

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真冬の夜空

    首元に巻かれた真っ白いマフラー、     かじかむ手を口元に当て、    白い息を吐きながら真冬の夜空を  見上げる。    君の横顔を初めて見た時のこと、  俺は一生 忘れることはない。    だって、  月の光が、君の全身を包んでいたから。  
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