短編小説「すき.」

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花奈(かな)「はぁ……駿斗先輩と会えるの最後かぁ…」 ー5ヶ月前ー 友達の菜乃花(なのか)とテレビの話をしながら廊下を歩いていた頃だった。 菜乃花「昨日のテレビ見た?」 花奈「見た見た!」 よそ見をしていたら男の子の足に引っかかって転びそうに… 花奈「あっ(転びそうになり思わず声を出した)」 東都 駿斗(とうと はやと)「おっと…大丈夫?」 男の子が転ぶ前に渡しを支えてくれた 花奈「だ、大丈夫です…!」 駿斗「ごめんね」 花奈「こ、こちらこそ…!」 駿斗「あっノート落ちてたよ」 花奈「ありがとうございます!」 駿斗「えっと、花奈ちゃんだったけ?」 花奈「えっなんで名前…?」 駿斗「友達が話してたんだよ」 花奈「えっ?私のことを…?」 駿斗「ま、とりあえず、何年何組?」 花奈「高等部2年B組です…!」 駿斗「了解!俺は高等部3年C組だよ!遊びに来てね!」 花奈「はいっ!」 友A「お〜い。駿斗、もうすぐで行かないと」 駿斗「あっごめんね。行く時間だ!」 花奈「はい!」 そう言って駿斗先輩が行ってしまった。 そして色々な事があり、今に至る… 携帯『着信音』 花奈「もしもし」 菜乃花「相談って何?」 花奈「駿斗先輩、明日卒業じゃん。もう会えなくなっちゃうじゃん…」 菜乃花「そんな花奈に秘密にしてたこと言ってあげるよ」 花奈「何?」 菜乃花「東都くんは花奈のこと好きなんだって」 花奈「えっ!な、なんで早く言ってくれないの!!!!!!??」 菜乃花「ごめんね(笑)言うの忘れちゃって(笑)そうだ!明日第2ボタンもらったら?」 花奈「いい案だけど…できるかな…」 菜乃花「うん!できる頑張れ!!!」 花奈「うん」 ー翌日ー 駿斗先輩と女の子が2人でいた。 女1「せ、先輩!ボタンください!」 駿斗「はい、あげる」 えっ…混乱していた… 駿斗「花奈ちゃん何してるの?」 花奈「あっ!!…。」 駿斗「何してたの?」 花奈「えっと、ぼ、ボタンを貰おうとして…」 駿斗「あぁ。はいどうぞ!」 花奈「え?あの子にあげてんたじゃ…」 駿斗「あ。あの子にあげたのは、第3ボタン、で、これは第2ボタン」 花奈「えっ…」 駿斗「ずっと好きだった…から第2ボタン、花奈ちゃんに残してたんだ…受け取ってくれるかな…?」 花奈「う…うん!!」 駿斗「あと、今日以外はメールで話そうね」 花奈「うん」 主)こうして花奈は第2ボタンを貰え、駿斗と結ばれましたとさ。 めでたしめでたし(笑) 主「ありさです!この物語はリクエストを頂いた、後輩、先輩関係の恋愛、短編小説です!これからもがんばるのでフォロ、などよろしくおねがいします!」
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