あ行

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【アグネス】[人]  キルケーを育てた先々代指使い。 【アシュトン】[人]  微睡の森の小屋に住む古文書研究者。座右の銘は「学ぶもの拒まず」。 【アリシア・キテラ】[人]  王立杖使養成学校の星学年の女子学生。杖力学において優れた実践能力を持つも、その理論は壊滅的。群青色の瞳に黄金色の髪を持つ。 【イアン・ウォルシュ】[人]  王立杖使養成学校の月学年の男子学生。杖力学における理論体系を過不足なく身に付けているが、実践は不得手。鈍色の瞳に闇色の髪を持つ。 【イシュケ】[人]  通称”大杖使い”。蒼国ゴルムの創造者にして、初代国王。極悪非道の魔女を打倒した英雄として民の畏敬を集める。歴史の伝えるところによれば、彼は今わの際にその身を大樹へと変じ、その枝葉を杖としてゴルムの平和を守っているという。 【ヴィティ・ヴァルコイネン】[人]  王立杖使養成学校付属の図書塔を管理する、うら若き図書館長。対話の際は、声を発する代わりに杖力で空中に文字を綴る。北国出身者の象徴である、絹のごとき純白の髪を持つ。 【王立杖力(じょうりょく)研究所】[所]  杖力にまつわる研究機関。市街から離れた時雨の森内に位置する。青地に白い線で描かれた、一本の杖へ身を絡ませる知恵の鮭の図がシンボルマーク。 【王立杖使(つえつかい)養成学校】[所]  杖力を扱う素質のある者だけが入学できる、ゴルム唯一の杖使いの学び舎。三年制で、若い方から星学年、月学年、日学年と分けられる。最優秀生徒は十三月の聖賢の候補者となり、その他卒業生の多くは王宮の使用人、王立杖力研究所スタッフ等、各領域の専門家としての道を歩む。 【大井戸】[所]  蒼国ゴルムの西に広がる、果無の森のどこかにあるとされる巨大な穴。伝承によれば、その底には大杖使いイシュケの化身である大樹が存在するとされている。
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