強請って、襲って

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強請って、襲って

「ああっ……ぁあ……お湯」  下着を掻き分けた指が、そこに入り込んで溶かしていく。煽られて、出口を塞がれて、逃げることなんてできなくなった。  甘く溶かされて、どこを触られても甘い声が零れて、口付けに溢れた唾液をその熱い舌が舐めるだけで、中の指を締め付けてしまう。 「響」 「ああっ……やだ、声」  その声でしゃべらないで欲しいのに、声を聞くと身体は震える。 「声、嫌なんだ」 「ちがっ……そうじゃ……」  首を振って、声を否定していないと訴える。だけど、今は、しゃべって欲しくない。 「本当、好きだね」 「ああっやめ……も、駄目だから」  締め付けられ続けて、煽られ続けて、足がガクガクと震え続ける。 「先に、イク?」  それも嫌だけど、まだ我慢させられるのも無理で、首を横に振る。しがみ付いて、その耳に、「も、無理……だから」と答える。  その声だけですでにイキかけている。  だけど、内ももの間に、先輩の昂ぶりが押し付けられていて、自分だけがイカされるのも嫌で、どうしていいか分からずに首を振る。 「……んっ……」
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