怪しい名探偵 第7回 海老と蟹の関係
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……というところで男は寝床から跳ね起きた。傍らで眠っていた飼い猫もびっくりして跳ね起きる。 男は布団を払いのけると、ユニットバスへと駆け込んだ。朝の光の下、バスタブに死体はない。さらには押し入れ、冷蔵庫、机の引き出し、玄関の扉まで次々と部屋中を歩き回りながら、ものを開けていく。 夢か……何て悪い夢なんだ。男は敷布団の上にしゃがみこんで、荒い息でつぶやいた。その隣で猫が心配そうな顔をして男を見守っている。
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