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Sparkling Birthday-12-
目を覚ますと、カーテンの隙間から細く青白い光が漏れていた。
誰かの体温を感じながら眠ったのは、いったい何年ぶりだろう。
横向きに寝転んでいるの僕の腰には、逞しい彼の腕が後ろから巻き付いていて、耳には一定のリズムで穏やかな寝息が聞こえてくる。
全身が重怠く、あらぬ所が疼痛を訴えてはいたものの、不思議と頭はスッキリしていた。
上半身をゆっくり起こすと、腰に巻き付いていた腕がだらりとシーツの上に落ちた。
彼は服を着ていたが、僕は全裸のままだった。
捲れた布団を掛け直してやりながらサイドテーブルの上を見ると、薄型のデジタル時計が日曜日の朝5時であることを示していた。
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