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それから、刻が流れ流れて、、、『ミルサイユ王国(旧オスマル帝国)』
ミルプランタお婆ちゃんの別邸に孫のミルフランカレ王女が遊びに来ていた。
暖炉の前で、恋愛小説(自叙伝)を孫に読み聞かせていました。
「ねぇ、お婆ちゃんは、どうやって女王様になったの?」
「その話は、次遊びに来たときに読み聞かせてあげるわよ、ミルフランカレ、、」
「やだぁ、今聞きたい、、お婆ちゃん、」
「それは、ダメ、まだ書き終わっていないからね、ミルフランカレ、」
「なんだぁ、まだなんだ、、次は絶対に聞かせてね、お婆ちゃん、」
「今度、来れるのは、来年になるね、ミルフランカレ、、」
ミルフランカレは、椅子の上で寝てしまったようで、、、
「ハジリ、この子をベットまで運んでやって、、」
「はい、女王様、、」
執事ハジリは、ミルプランタとの約束は守られているようですね。
「王女様を生涯かけて御守りします、」
チエイスン皇帝陛下が即位して、僅か5年で病死(肺炎)してしまう!!
ミルプランタ皇女とチエイスン皇帝陛下には、娘が二人産まれていました。
ミルフレアル王女(長女)ミルフィロリ王女(次女)である。
残念ながら、跡継ぎになる王子には、恵まれていませんでした。
チエイスン皇帝陛下の弟二人は死んでるので、アルスラン王子謀反人として御子息は平民に堕とされていた。
だが、、御子息を推す保守派もいることは間違いない、、、
シリアルン王子には、サルマ王女様が一人だけであります。
皇帝陛下の跡継ぎになる王子は、居なかったのでありました。
チエイスン皇帝陛下の死去の後、いろいろと波乱はありましたが、、、
その物語は、ミルプランタの恋愛小説(大人向け続編)で語ってくれるでしょう。
、、、愛でたし、愛でたし、、、かな?、、、たぶん、、、
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