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??「皆さまお集まり頂き真にありがとうございます。」
??「私の名は本ゲームの主催者の一人である…滝川と申します」
滝川「本日皆様に集まってもらったのは他でもない」
滝川「CROWNJOKERの為でございます」
滝川「現在…我社が所有する特設フロアで1つの催しが行われております」
滝川「その名も372分の1ゲーム」
滝川「ルールは簡単でございます。我社が主催する映画館で…ラビットケージの隣の席に座る人物が誰かを当てて貰うだけです。」
滝川「ラビットケージには予め決められた62席の座席の中から1つを選び映画の半券を買って頂きます」
滝川「プレイヤーたちはラビットケージが座る座席の隣の席の半券をあらゆる方法を駆使し入手して頂きます」
滝川「但しこの時こちらで予め決めた座席が埋まっていた場合ラビットケージはランダムで移動し開いている座席に座ります。」
滝川「この時の座席の位置をピタリと当てた場合は通常時の報奨金の5倍に膨れ上がりプレイヤー1人1人のオッズも10倍へと跳ね上がります」
滝川「買収…恐喝…自身の肉体を使い男を誘惑する。何でもありでございます」
滝川「我々は参加する12名のプレイヤーの内誰がラビットケージの隣の席に座るのかを当てるだけの簡単なゲームでございます」
滝川「映画の上映本数は6本。…その中でラビットケージが買う半券は1枚のみ。つまり372席の座席の中からラビットケージが座る座席が何処なのかも推理して当てて頂きます。見事当たった方には別途で1000万リラが支払われます」
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